処女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー 薫るは甘き恋模様 (まるち文庫 8) [文庫]
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第一話:同性愛は……いいことだ?
これまで事あるごとに千早に突っかかってきた淡雪は、いつしか千早を見る度に胸がドキドキするようになった。原因がわからずにイライラして、また千早に突っかかるという悪循環。そんなある日、淡雪は友人から勧められた一冊の本を読んだことで…。
第二話:淡雪のコイゴコロ
母親とケンカしたことで家を出て千早の部屋に転...
・「誰がためのランジェリー」
聖應女学院の寮で、下着が盗まれるという事件が発生。エルダーになったばかりの千早も捜査に協力するが、盗まれたものが女性の下着ということもあって困惑気味。そんな中、史の提案で、より過激な下着を囮とし、犯人をおびき寄せようとしたのだが…。
・「愛情は最高の調味料です!!」
創造祭が終わった11月下旬。間近に迫っ...
なんでも完璧な千早の、ちょっぴりカワイイ姿が 見られる短編アンソロジー
雅楽乃は、千早に敬意と好意を抱いていた。雅楽乃の親友・淡雪は、それが気に食わず、なにかと千早に突っかかる。しかし、ある夜、そんな千早と淡雪が急接近する事件が起こり、それを知った雅楽乃は、激しい嫉妬心から千早を遠ざけはじめてしまう…。
薫子編、香織理編と続いた『処女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー』ノベル3分冊最後のヒロインは、...
僕は気付くことが出来たのだろうか?
僕はずっと優しい腕の中に包まれていたのに、
それは自分の為のものではないと、そう思っていた――。
「『僕』は、薫子さんのことが――好きです」
学院祭の舞台で“にせもののキスはいや"と拒んだ彼女におもわず口づけをした千早は、
自分の思いをあらためて考え――そして言葉にして伝えた。
互いの...
<b>「私は彼女を慰めておりました……シスター」
少女の額に口付けながら……香織理の手が、そっと女生徒の髪を撫でてゆく。
壊れものを扱うように、飽くまでもゆっくりと――。
香織理の衣替えの手伝いをした千早へ、お礼にと差し出されたのは、かなり過激な黒い下着だった。
「ふふっ……どうかしら、ち・は・や?」
「いえ、これは……その、...
女子校生活に馴染んでも、流石に動揺！？
女子校生活にもそこそこ馴染んできた千早。
普段は冷静沈着に対処しているものの、やはり女の子ばかりの状況というのは時には吃驚してしまうようなことも起こり……。
「まあ、千早お姉さま！」
「あら、雅楽乃……っう！ かか、可愛いわね。その水着……よ、良く似合っているわ」
夏休みも終盤。
誘わ...
初音の憂い、薫子の悩み。千早はどうする!?
全校生徒の模範に選ばれた千早だったが、大きなジレンマがあった。――それは自分が男子であるという事実。
そしてその事実を知ってしまった薫子に、最近悩みがあるようで……。
乙女の園に迷い込んだ千早と彼を取り巻く少女達が織りなす物語、第２弾登場！
母の強引な薦めで名門女子校の聖應女学院に...
「ね、千早ちゃん……聖應に、転入したらどうかしら」
その瞬間、僕の思考は停止した。
「……へっ？」
「だからね、聖應に転入すればいいと思うの！」
「あのね母さん！ 聖應は『女学院』ですよ。僕が入れるわけないじゃないですか！！」
妃宮千早は、銀髪の少女と見紛う美貌に、怜悧な頭脳を備えた少年だった。
しかし、それ故に周囲から...
TVアニメ化もされ、男の娘ブームの先駆けとなった『おとボク』シリーズ待望の続編が小説化!第一弾は七々原薫子とのエピソード集!
学院内での香織理の評判は良くない。しかし、千早は彼女と接しているうちに、噂されているような破滅的な性格ではないことに気付く。また、香織理の抱える境遇が、どこか自分の境遇と重なり、頑なに拒絶しつづけた父への想いを、新たにさせていく…。
ヒロインごとの3分冊になります。2冊目のヒロインは、ミステリアスな雰囲気の香織理です。
先祖に北欧人の血を持つ銀髪の美少年・妃宮千早は、その奇異な外見のせいで、好奇の視線を浴び続けて人間不信に陥り、不登校になっていた。見かねた母親に言い渡されるまま編入した先は、なんと女学院。女装して通うことになった千早は、エルダー候補・七々原薫子と出会う。まるで正反対の性格の二人だが、いつしか奇妙な友情が生まれ…。
前作は、「おとぼく」の愛...
あの錚々たるメンバーが卒業してひと月。原作者たちが新たに紡ぐ究極のノベライズ!!
第百九期メンバーを送り出してひと月、聖應女学院にまた新しい春が訪れる。
厳かなはずの入寮式早々、遅刻して駆け込んできた七々原薫子、優しく微笑む周防院奏、
元気な寮監・上岡由佳里、物静かな一年生・皆瀬初音……。
卒業したメンバーに負けない可憐な蕾...
祖父の遺言で、女装して女学院に通う瑞穂。彼のせいでエルダーに選ばれなかった生徒会長の貴子は、なにかと瑞穂につっかかるが…。
祖父の遺言で女装して女学院に通うことになった瑞穂。女として完璧なふるまいはみんなのあこがれの的、「お姉さま」と慕われるが…。
